ミニマムハウス

●設計事例の所在地: 
千葉県浦安市
●面積(坪): 
42.89㎡(12.9坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

9坪弱の敷地に、ご夫婦の生活空間と仕事空間となるアトリエを求められました。
東京にほど近い住宅地に建つミニマムSOHOです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

なるべくエコに暮らせる家。
自作の商品を撮影できるような、家中がズタジオになるような家。
窓辺が美しい家。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「『辰巳琢郎の家物語〜リモデル★きらり』を見て、室内の雰囲気やデザインに拘るツボに共感して」ご依頼頂いたと伺いました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

とにかく9坪に満たない敷地面積と、第1種低層住居専用地域にかかる法的制限のなかで、いかに豊かな空間をつくりだすかという点と、SOHOとして日々の大部分をこの家で過ごすため、機能的なことや居心地の良さなど、とことん施主ご夫婦のライフスタイルに寄り添った家作りを目指してきめ細かい打合せを根気よく重ねて設計をまとめました。施主とのコラボでさまざまなアイデアが飛び出し、楽しい家作りの時間になったと思いますし、施主のお人柄を映したような家になったと思います。

依頼者の声: 

「星さんは、私たちから次々に飛び出す要望に対して、ひとつとして「ダメ」を出さなかった。ひとつひとつ丁寧に考えてくれた事が良かった。」
という嬉しいお言葉を頂きました。

その他の画像: 

1階に集約した水廻り。寝室と隣接してコンパクトにまとめたユニークな空間です。

浴室全体はシャワーカーテンで覆います。やわらかい表情でぼんやり光る様子は照明器具のよう。
この空間の壁と床はFRPで防水し、換気扇や窓の配置を工夫して湿気対策は万全です。

階段をあがって2階へ。
小さな家だからこそ、階段を単なる移動空間とせず、本を読んだり、お茶やお酒を楽しめるような空間にしました。

「明るく風通しよく、でも人目は避けたい」とのご要望から注意深く計画した窓。
一日ゆっくりと美しい光が家のなかを移動していきます。

2階メインスペース。
夏は涼しく、冬は暖かく。

ミニマムなくつろぎの空間。
小さな空間は非日常的な時間をつくり出します。

光が戯れる高い天井が、空間を広々と感じさせてくれます。

一日中、仕事に集中するアトリエは、この家の特等席。

大好きなモノたちに囲まれて、ゆったりとした時間が流れる空間です。

日中は道を行き交う人や車の喧噪を窓下に遠く感じながら、創作に集中できます。
夜はディズニーランドの花火を眺めながら、頑張った1日に乾杯!

設計者

ユーザー 星設計室 一級建築士事務所 星裕一郎 の写真
オフライン
Last seen: 9ヶ月 2週 前
登録日: 2012-07-24 10:29