家が建つまで「設計監理契約」

ユーザー 前田敦計画工房合同会社 前田敦 の写真

ファーストプレゼンでの提案やその建築家の人柄が気に入り設計者を決めたら設計監理契約を締結するのですが、一般的には建築設計事務所のほうで契約書を用意します。

欧米ではファーストプレゼンに着手する前に契約書を交わさなければプロジェクトがスタートすることはありませんが、日本では暗黙の了解というか、契約が曖昧なまま進められることもあるようですので、それがトラブルの原因になることも多いようです。

建築士法でも、業務に着手する前に「重要事項説明書」による設計契約内容の説明を行い、設計契約をするように規定していますので、契約内容を確認し、不明な点は質問してください。

設計監理委託契約を締結することによりはじめて、双方が納得の上で気持ちよく仕事がスタートできるのです♪