ボイドスラブ

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

ボイドスラブとは…
厚さ250mm〜300mmのコンクリート床に鋼管(ボイド管)を通し、床自体で床や天井を支える工法・構造のことです。
従来のコンクリート床である厚さ150mm程度に比べて、剛性や強度、遮音性に優れた工法だと言われてます。また部屋の中に小梁が突き出したりしないので、すっきりとした居住空間を楽しむことができます。

私も実現はしてませんが…間口が狭くて奥行きが長い長屋タイプの建築で何件か計画したことがあります。ボイドスラブにすることにより間口一杯の開口をとることができるのでスッキリしたファサードが魅力的な建築になります!
ボイドスラブは上記のようにメリットが沢山あるのですが…予算的な部分で余裕がない時には厳しいです(≧◇≦)

特殊な工法になると施工者さんも構えますし…施工にも気を遣います。
クライアントの理解と携わる人たちのやる気も大切な部分を占めるのではないでしょうか(^^ゞ