改修工事。大詰めでした!
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昨日、とある家の改修工事の現場へ。
先月からスタートしていたのですが、
ひとつひとつの工事を着実に終わらせてきて、
本日、概ねの工事が完了しました。
その仕上がり具合をお客様と確認するため
現場へいきました。
まずは、アプローチから玄関へ。
大きな玉石で凸凹していたアプローチは、
玉石を撤去してスッキリさせると同時に、
手摺を設置しました。
つまづいて、怪我なんかをしないよう配慮しています。
玄関は断熱性の高い、アルミ製引き戸へ。
性能はもちろんですが、見た目も落ち着いていい感じです。
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こちらは、屋根の写真。
瓦屋根は、さほど痛んでいなかったのですが、
金属屋根部分が、錆ついて、漏水していたんです。
雨樋もずいぶんと痛んでいたので
合わせて新しくしました。
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そして、門柱ですね。
数十年の間活躍してきた石の門柱があったのですが、
ずいぶんと劣化していたんです。
今後、そういった心配がないように、
アルミ製のスッキリとしたデザインの機能門柱へ取り換えました。
工事の一部のご紹介でしたが、
なんで改修工事??
と思われた方もいると思います。
縁があって、お会いした、ご高齢のご夫婦。
何十年と暮らしてきた家が、ずいぶんと劣化していたんです。
せっかく改修するのであれば、ここもこうしたいし、
こんな風にしたい。
そう思いながらも、誰にどう頼んでよいのかわからず。。
そんな折、知り合いの工務店へ相談。
それでも踏み切れず、私がお邪魔して、
改修工事へ関わることになりました。
最初は、広範囲のリノベーションかなと思ったのですが、
今後10~15年くらいを安心して暮らせればよいとのこと。
そこで私が提案したのは、
住まうのに、最低限のことをやるということ。
雨をしのげて、隙間風をなくして、今より快適さを増すこと。
これから、何十年と暮らしていく、若い方々とは違って、
ご高齢の方は、最低限でいいという方がおおいかもしれませんね。
人によって、家に何を求めるのかは
千差万別です。
それに合わせながら、その中で最善を尽くすように心がけています。
次回、お会いする時は、工事が完了して、引き渡しのような段階になります。
工事だけでなく、今後も末永くお付き合いしていけるといいなと思います。
私は、家を創ることを目的にしていません。
家創りを通して、関わる全ての人の豊かな未来を実現するためなんです。
だから、新築、リノベーション、改修工事にこだわりはありません。
私が関わることで、みなが幸せになればよいですので。
いろんな関わり方。
今後もしていきます!