自由なセレクトは建築家との家創りならでは!
昨日は、オープンハウスの二日目。
大きな屋根と縦格子が印象的な、和モダンな家。
完全予約制にしたこともあって、
ご来場いただいた方々とじっくりお話できました。
かなり急な告知だったのですが、
ご来場いただけたことは、とてもよかったです。
写真は、玄関から和室の南側にある縁側への引き戸。
縦格子の隙間から縁側がチラッと見えてるのがポイント。
来客は、自然とこちらへ導かれていくんです。
こちらの建具。
実は、パナソニックの既製品の引き戸なんです。
最近は、既製品の戸でも、質やデザインがよいので、
使う機会も増えてきています。
和室は、縁のある畳。
しかも、表面には、イグサを採用しています。
和室は、イグサの香りで包まれています。
何だか、とても落ち着きます。
ただ、最近は、このイグサの香りを知らない方もいるそうですよ。
寝っ転がって、ゆっくりしてみたいです。
畳以外の床には、ウォルナットのフローリング。
床暖房を採用しているので、無垢のフローリングを使えないため、
複合フローリングなんですよ。
ただ、表面に2mmの厚さのウォルナットが張ってあるので、
肌さわりや風合いは、無垢材そのもの。
もちろん、経年で色が変化していく姿も愉しめます。
2mmの厚さがあるので、
何か堅いものを落としてしまっても、下地が見えることがほとんどないので
安心ですね。
通常ですと、0.6mmなので、何か落とすと削れて下地が見えてしまいます。
ちょっと値段は高いのですが、こちらのタイプがお勧めです。
家は、いろんなモノの組み合わせで構成されています。
全てを本物を採用するのが理想なのですが、
適材適所、コストバランスに合わせて、
厳選した新建材も組み合わせていくとよいと思います。
もちろん、肌に合う、合わないは、一番重要ですけどね。
いろんな種類やメーカーのある中で、
自分にとって最適な素材をセレクトできるといいですよね。
そのセレクトのサポートは、建築家ならではだと思います。
そんな自由なセレクトがお好みであれば、
ぜひぜひ建築家との家創りを考えてみてはいかがでしょうか。
愉しいですよ。