フルオーダーのキッチンってどうなの?
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昨日、とある家創りで採用する、
フルオーダーキッチンの打ち合わせへ行ってきました。
お客様と一緒に行って、
最終の仕様確認と色を決めるのが目的です。
フルオーダーなので、
主要メーカーのように、「これはできない」ということが
ほとんどなくて、いろんな機器や素材を組み合わせ
できるのは、魅力ですよね。
もちろん。
カタチも自由です。
昨日、他の事例紹介で見せていただいたのですが、
フルオープンのキッチンで、水切り棚を見せたくない
ということで、シンク内ではなくて、
シンク下の引き出しの一部に、水切り棚を
取り付けるなんてアイデアも。
こんな風にしたい!
そんな気持ちがあれば、カタチにしてくれます。
オンリーワンなキッチンを
ということであれば、ぜひぜひ検討してみてくださいね。
ちなみに。
価格は、ピンキリです。
高くもなりますし、抑えることもできます。
ただし。
主要メーカーの廉価版キッチンの金額にはならないので、
その辺はご理解くださいね。
考えてみると。
建築家との家創りに、とっても似ています。
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そうそう。
昨日の打ち合わせで、大きく変わったことがあります。
設計の段階では、キッチンの天板は、
ステンレスのホットバイブレーションでした。
ステンレスの板に、
バイブレーションというラフな傷をつけるような仕上げ。
ただのバーブレーションとの違いは。。
見た目でいえば、ホットの方が、マットな質感。
ギラギラがあまりないので、クールです。
メンテナンスのことで言えば、
ホットの場合、傷がつくと補修ができない。。
ホットでなければ、再びバイブレーションをすれば
傷は見えにくくできます。
実は、このメンテナンスのことがきっかけで、
採用を見送ることになりました。
クレンザーで掃除できない。。。
奥様にとっては、とても困ることですよね。
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そこで、代替案として候補になった素材は、
セラミックです。
LIXILやクリナップで登場していて、最上位グレードにしか
取り扱いできない代物。
でも。
これであれば、カッターでガリガリやっても傷つかないので、
クレンザーもOKですし、汚れが浸透することもない。
沸騰した鍋を載せてもOK.。
奥様にとっては、夢のような素材です。
もともと、ホットバイブレーションにしていたので、
セラミックにしても、大きな差額が出ないので、
最終的には、こちらで決定となりました。
この素材を使うために、このシリーズで。。
そんな縛りもないのって、とてもいいですよね。
オーダーキッチン。
いいですよ。
建築家との家創り。
いいですよ。
いかがですか?