お隣さんと高低差がある場合は注意!!
投稿日時:
2019-06-08 07:43
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さて。
土地探しをしていて、お隣がこんな風に
なっていることありませんか?
というか。
こんな風になった土地を検討していませんか??
こういった土地って、結構大変なので、
ほんと注意してください。
このコンクリートの壁ですが、擁壁といいます。
お隣さんとこちらの敷地に高低差があるので、
土が流れてこないようにするのが目的で設置します。
今ではありえないことなのですが。。
こういった擁壁を創るためには、許可や申請が必要だったりします。
2mを超える高さの場合は特にです。
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実は、2mを超える高低差は、がけということになって、
家を建てるためには、結構規制がかかります。
広大な敷地ならいいのですが、そうでもないと。。
家自体が建たなくなってしまうこともあります。
話は戻りますが。。
擁壁の許可が取れてないと、安全性って担保できません。
でも。
お隣さんのことでしょう?
何ともできないじゃないですか??
と思ったかもしれません。
いやいや。安全性が確保できないので、
こちらで、擁壁が崩れたときの対策が必要になってしまいます。
お隣さんの擁壁がしっかりしてないのに??
そうなんです。
対策しないと家が建ちません。
そんな理不尽な・・・
と思う気持ちもわかりますが、それが現実です。
なので。
土地を取得する場合には、不動産屋さん任せにせず、
そういったことに詳しい建築家に相談することをお勧めします。
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実は。。
昨日、現在進行している家創りで、
上記のがけについての取り扱いに間違いがないかを
確認検査機関に協議してきました。
結構微妙な内容もありましたが、
こちらの解釈で進んでいけそうでした。
いざ建てるときに困らないよう、しっかり相談してから
土地を購入してくださいね。