広がりを感じる家にするには?
投稿日時:
2019-10-24 08:13
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とある家づくりの現場のワンショット。
まだ石膏ボードが見えていて、きれいではありませんが。。
強い光が差し込んでいるのは、感じていただけますか?
こちらの家。
周囲が囲まれている敷地なので、
思い切って、光を上から取り入れています。
吹き抜けを通して。
写真は、ちょうど、吹き抜けを見上げています。
これだけの光が差し込めば、相当です。
壁が石膏ボードの色で、この明るさですから、
壁は白く仕上がったら、反射した光が
家の隅々まで、行き届くと思います。
実際、仕上がっていないのに、LDKはとっても明るい。
逆に、明るすぎたかなと思うほどでした。
トップライトでもよかったのですが、
ハイサイド窓にしました。
ちょうど、その方角に遮るものがなかったことと、
やはり、トップライトは雨仕舞がよくないので。
でも。
状況によっては、トップライトがいい時もあるので、
その辺は、見極めて採用しています。
こちらの家。
これから一気に仕上がっていきそうです。
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別の家づくりの現場。
こちらは、建物は完成していて、今は外構工事中。
中央にキッチンのあるユニークな間取りです。
長手方向の両端部に、とっても大きな窓を
設置したおかげで、視線が抜けていくので、
床面積以上の広がりを感じることができます。
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一部に、壁を照らす間接照明を取り入れています。
ちょっとした仕掛けなんですが、
その効果がすごくあります。
パキッと明るいだけでない、優しい空気感を
創り出してくれます。
今日ご紹介した二つの家づくりは、共に、敷地が
20坪を切る狭小な敷地に建つ家。
周辺環境を読み取って考案したアイデアで、
小ささを感じさせない家になりそうです。
ほんと、家づくりって、面白いです。