現場って、いろいろすごいです!
投稿日時:
2020-03-26 08:00
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とある家づくりの現場です。
昨日、こちらの現場の定例打ち合わせに行ってきました。
少し不思議なアングルですが、
螺旋階段を上から眺めています。
何をやってるのかというと。。
その前に少し説明します。
鉄骨の階段って、木造に比べると、とってもシャープ。
特に、螺旋階段の場合、踏み板を、薄いプレートにすると
見た目が、とってもかっこいい。
そういった事例も見かけますが。。
踏み面が、鉄骨のままでは、カンカンと音がしますし、
素足だと冬に冷たくなってしまいます。
音がOK、スリッパを履くからOKということであればOKですが、
そうでなければ、対処が必要です。
そこで。
こちらの家では、踏み板に、木の板を設置するんです。
音や冷たさは、相当軽減されます。
ということで、写真は。。。
踏み板の寸法を出すため、「型」を取ってるんです。
鉄骨部分は、工場で製作してきているので、
寸法に狂いがないため、一つ「型」をつくればOK。
その辺を、家具関係の職人と大工さんが奮闘しながら
採寸していたんです。
こういったプロセスの積み重ねで、現場ができていくんだなって
改めて思いました。
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玄関先では、建具屋さんと打ち合わせ。
右上に見えてる、エキスパンドメタルという素材を
を使った戸を製作してもらうため、いろいろ調整打ち合わせでした。
枠をどう設置するのか。
他の壁や仕上げとの取り合いはどうするのか。
下地は、どれくらいのものが必要なのか。
エキスパンドメタルをどう固定するのか。
などなど。
考えてみればたくさんあります。
それを一つずつ、解決しながら、最終方向を決定しました。
いろんな方の知恵やアイデアを取り入れることで
最善のカタチにできそうです。
現場って、ほんとすごいですよ。