うなぎの寝床の間取り

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鰻を大好物な人は多くても、うなぎの寝床の敷地形状を有難いと思っている人はそう多くはないでしょう。
そもそも税金の課税の方法を道路間口の距離に換算させてことがこのスタイルとなった原因だからです。
とはいうものの、設計や工事上のポイント留意点を整理した置きたいと思います。

1.うなぎの寝床の建物は、京町家のように中庭型式を採用したものが多いのですが、その時は採光だけではなく風の通り道をしっかり確保してくことがポイントとなります。

 
2.間口の狭さは施工に手間がかかることになり、コストアップの要因になりますので要注意です。

 
3.四角の敷地より空間が広く感じられるので、そのメリットを活かせる間取りがポイントとなります。

一級建築士 南 俊治