集合住宅の騒音対策には、隣接住戸との対策として壁仕様で石膏ボード厚を厚くすること、グラスウールやロックウールで高密度に充満させることがポイントとなります。上下階の床に関しては、スラブ厚をあげることにも寄与しますが、下階の天井を防振吊構造とすることで対策がとられます。要は如何に質量をあげて遮音仕様とできるか、また振動を伝えない用に縁を切るかという詳細図の作成がポイントとなります。
一級建築士 南 俊治