この事例は、広島福山の家で、趣味の部屋に音楽室を希望されていました。
奥様がピアノを弾き、旦那様がドラムをたたいても近所に気兼ねなくできる
防音室です。外観写真の平屋になっているところがそうで、屋根形状に合わせて
天井を高くして音響をよくしています。防音に関しては、気密性の高いサッシュと
断熱材を高密でで重量のあるセルロースファイバーを使用。
内部に対しても、セミエアタイトでロックウールを充填した重量のあるスチール戸
にして対応しています。見えないところに設計の術をいれるので、経験がある程度必要かと思います。
一級建築士 南 俊治