建築請負契約書の注意点のお話(^.^)/~~~

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

建築請負契約書…工事請負契約書とも言いますね!
工事請負契約書は基本的には建築主さんと施行者さんが結ぶ契約です。
工事内容、金額、期間等々が記されたものに約款、見積書を添付して一冊とします。
アップした写真は渋谷の家の工事請負契約書です!

注意点ですが…
まずは基本中の基本である内容が間違ってないかきちんと見るということです。
そして内容に関して少しでも疑問に思うこと等があればうやむやにせず必ず確認するということです。意外と言われたままに受け入れてしまいます(^^;
あとは瑕疵等の何かいざこざがあった時のお互いの立場のことが書かれてます。
基本的にはお互い対等の立場で結ぶので、よっぽどのことがない限りはもめないと私は思います。
やはり常識外れの思いやりのない行動が争いにつながります。

私のような設計者が工事監理に関わるときには第三者の工事監理者として記名捺印するのでクライアントは安心だと思います!逆に設計施工の会社と結ぶときはクライアントには誰も見方がいませんのでクライアント自らやり取りをしなければなりません。
こういうところにいつも言っている設計と施工を分離させる重要性もあるのです!

われわれ建築家は半永久的にクライアントとタッグを組んで完成までそして完成後もお付き合いしていくのです(^.^)/~~~