間取りの良しあしの見極めるには?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりからスタート。

っと、その前に。

朝イチだったので、モーニングセットからでしたが(笑)

まずは、間取りから。

前回、追加でいただいていた要望をもとにしたプランを提示しました。

ポイントになる要望が二つあって、新プランではそれを解消しています。

ちょっとした違いなんですけど、使い勝手が変化してました。

もちろんですが、どれも、しっかり暮らせますよ。

破綻してるわけではありません(笑)

何かを変化させることで、別のことが変化します。

ここで大事なことって。

何を重要視しているのか。何を優先したいのか。ですね。

お客様は、家づくり全体に対して、軸となるコンセプトを持っています。

意識しているか、していないかに関わらず。

なので。

本人としては、迷いながら、なんとなく意思決定したと思っていても、

意外にも、統一感があったりするんですよ。

よく言いません?

自分のことが、一番わからないって。

わからないだけで、自分という軸はありますよね。

それって、身近にいる第三者の方が見極めやすかったりしませんか?

そうなんです。

私の立ち位置は、その第三者のような感じです。

しかも。専門家の。

私は、グイグイと自分の提案で押していくタイプではなくて、

そばにいて、お客様の意思決定をサポートしている感じですね。

それはさておき。

少し話が逸れたので、戻しましょう。

いくつか間取りを提示して、方向性を確認したところ。。。

実は、もともとの計画案に戻っていきました。

なんだ。そうなんだって思いました?

これ。

とっても大事なプロセスなんですよ。

だって。

とある要望に対して、自分にフィットしない間取りを確認できたんですから。

わかりやすくいうと。

ダメ案として別案があって、比較できないと、

今のプランが最善なのかがわかりませんから。

そういう意味で、お客様は、納得して、

元のプランで進めていくことを、決めることができました。

間取りの概ねの方向性が共有できました。

こんな風に、一つずつ、しっかりと納得しながら、

しかも、楽しみながら、家づくりを進めています。

夕方からは、とある家づくりの敷地に関係する打ち合わせでした。

確定測量を進めてもらっていたのですが、

敷地について、近隣の方と相談事が発生しました。

信頼している土地家屋調査士さんにお任せしていたのですが、

その方から、私も打ち合わせに参加した方がよいとのことで、

直接の関係者でないのですが、打ち合わせに同席させていただきました。

とても丁寧な仕事の進め方、真摯な態度、やり取りのおかげで、

その場の空気もよくなっていって、最終、一番ベストなカタチで

決着することになりました。

けんか腰で話し始めていたら、違う方向にいっていたかも。。

その仕事ぶりを拝見して、さらに、信頼感が増しました。

これからも、いろいろとお願いしていこうと思います。

家づくりには、いろんな側面があります。

家づくり全体のコーディネートは私がするとしても、

細かなところでは、いろんなプロにサポートしていただきます。

心底信頼できる方々に囲まれてることって、

ほんとありがたく、幸せなことだなと思います。

全ては、素晴らしい家づくり、未来の実現のため。