大きなタイルをインテリアに取り入れる!
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拡散した上からの光が創り出す、陰影がきれいですよね。
この雰囲気を醸し出しているのは、光だけでなく、
正面の大判のタイルが、その大部分を担っています。
写真なので、その大きさが、なかなか伝わりませんが(笑)
濃いグレーで石目のタイル。
一枚ごとに、いろんな表情があるのが特徴です。
そんな表情豊かなタイルだからこそ、目地を通して
規則正しく張っても、これだけの雰囲気を演出できます。
それと。
「大判」タイルといいましたが、横に長いカタチってユニークです。
よく見かけるは、正方形だったり、それに近い長方形。
別にルールがあるわけじゃないんですけどね。
横長のプロポーションのタイルを採用した理由は。
この壁面は、玄関から階段までの壁の片面にはってあるのですが、
横を長手にすることで、視線が奥へと連続していくので、、
玄関ホールの奥行感、広さを演出できるかから。
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こちらは住宅ではありませんが(笑)
とあるクリニックのエントランス周りに、同じように大判タイルを
壁に採用しています。
こちらのタイルも、少し横長なカタチです。
先ほど同じなのですが、エントランスから待合へと
奥へ視線をつなげていくことを意識しています。
特に、こういったテナントの場合は、入りにくい印象を払拭して、
ついつい奥へと導かれるように見えることって大事ですから。
それと。
両方に共通していることとして、高級感ありますよね?
壁紙に比べれば、はるかにコストは高いんですけど、
漆喰と比べれば、さほど変わらないケースもあります。
それでも、漆喰では、こういった高級感は表現できませんから。
それと。
タイルを使えば、どれでも高級感につながるのかというと
そうでもありません。
2枚のタイルに共通していることとして、大判であることと
石目であることがポイント。
しかも。
一枚ごとの石目の表情があればあるほど、より高級に見えます。
ただし。
気を付けたいのは、ツヤの有無。
ツヤのある場合は、使い方を間違えると、品のない感じに。。
気を付けたいポイントです。
もちろん、上手に使えば、上品な印象を持たせることも可能です。
インテリアで大判のタイルを使う。
上手に取り入れれば、上品な雰囲気を作り出せます。
そういった雰囲気が御好きな方は、ぜひチャレンジしてみてください。