現場の検査は隅から隅まで!
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昨日は、朝イチから、とある家づくりの現場へ。
今日から、断熱の工事に入っていくのですが、
その前に、構造の検査が必要だったんですよね。
耐力壁の位置、その施工状況から、
一枚目の写真にもある、構造用の金物の位置や仕様、
小屋組や床の施工状況等、チェック項目は多岐にわたります。
もちろんですけど。
全ての箇所について検査をします。
しかも、とても細かなところまで。
例えば。
地震に耐える耐力壁として、筋交いがあれば、
その取りついている金物の種類とか、ビスの種類や本数。
耐力壁が、面材であれば、それを留め付ける、
くぎの種類やピッチなど。
そんなところまで?と聞かれそうですけど、
もし自分の家だったら、絶対しますから。
それと同じことはしておきたいですよね。
この現場の棟梁さんは、とても仕事が丁寧で
確実なので、全数見ましたが、指摘は一つもなし。
完璧でした。
そういった丁寧な工事をしてくれて、ほんとありがたいです。
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午後は、とある家づくりの打ち合わせへ。
こちらの家づくり。
間取りの検討を進めてきて、早1年以上が経過。
思いつく全ての間取りを検討してきて、
ついに、先日、納得のカタチに行き着かれました。
そのプランをもとに、工務店に見積をしてもらっていました。
昨日は。
その見積を、お客様へ御提示する機会でした。
工務店が緊張の面持ちで、見積をお渡しします。。。
それもそのはず。
ご予算はオーバーしていましたから。
この一年の間に、建設単価がずいぶんと上がってますし、
ずいぶんとハイスペックな内容での見積でしたし。
ただ、お客様は、ご覧になっても動じず。
もちろん、予算とのバランスのため仕様の見直しはするとしても、
次にステップに向けて進んでいきましょう!ということに。
お客様にとっても、私にとっても、とても大きな一歩となりました。
これから、どんどんと詳細を決めていきながら、
着工に向けて設計を進めていくことになりますね。
和の要素が強い、和モダンな家。
すごい家になりそうなんですよね。
すごく楽しみです!!
夕方からは、これから建て替えを検討されているご夫婦と
紹介者でもある、とある法人の方々と一緒に、
家づくりについてのお話をうかがってきました。
ご夫婦のお人柄にもよるんだと思いますが、
とても和やかな空気感でお話できました。
お話し始めたら、すぐに、ご主人が一枚の紙を机に出します。
そこには。
ご主人が、しっかりと考えられえた間取りが記載されていました。
もちろん、製図したような間取りではありませんが、
この家づくりで、何をしたいのかが、ハッキリと伝わる内容だったんです。
言葉で伝えることって、なかなか難しい。
イメージ画像もいいけど、違う手段はないか。
そんな風に思ってる方がいらしたら、
ぜひ、簡単な間取りをつくるといいですよ。
それがあれば、一気に理解が深まりますから。
そのプランを拝見しながら、ヒアリングしながら、
そこでの暮らしぶりを想像しながら、楽しい時間となりました。
うかがったご要望をもとに、いいご提案できるよう
考えたいと思います。