無垢フローリングって、どれがいいの?
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昨日、とある家づくりの現場に登場した
栗の無垢フローリング。
打ち合わせしている最中に、ちょうど納品。
どんな風合いなのか、知りたいなと思っていたら。。
大工さんが、気を利かせて、一部を開封してくれました。
姿を現した栗の雰囲気が、何ともよかったです。
これ以外のハコに入った栗が、どんな表情なのか。
無垢材ゆえなのですが、楽しみですね。
明るめの色合いの無垢フローリングというと、いろいろあるのですが、
人気がある樹種の一つが、ナラ材です。
少し黄みがかった感じですよね。
フローリングに限らず、家具でもよく見かけます。
明るめのダイニングテーブルというと、この樹種が多いです。
家具にもよく使われているということなので、
フローリングに採用すると、家具とのコーディネートがしやすい。
二枚目の写真は、その通りですね。
テレビボード、スタディコーナーの椅子や腰かけまで、
同じ樹種で統一しているので、全体に馴染んだ感じです。
そうそう。
ナラ材は、見た目の明るさだけでなくて、堅さも特徴。
フローリングの傷がきになってしまう!という方であれば、
ナラのように堅い木にすると、安心ですよね。
全く傷がつかないわけではないのですが、
かなりつきにくくなっています。
ちなみに。
この色合いですと、傷がついてもわかりにくいかったりします。
濃い目の色合いですと、明るめに比べて、傷は気になるかも。。
その辺は、サンプルで体験してみてから、採用ください。
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こちらは、少し表情が違いますよね。
白い部分と赤い部分が混在しています。
こちらの樹種は、杉になります。
杉っていうと、すんごい節のあるイメージを持たれるかもしれませんが、
こんな風に、節の全くない無垢フロアも存在しますよ。
何を隠そう。
私は、あまり節が好きではないので(笑)
杉は、ナラとは違って、すごく柔らかいです。
なので。
ちょっとしたことで、傷がついてしまいます。
その代わり。
肌触りがやさしくて、とても気持ちよかったりします。
それと。
傷と書きましたが、それを味と思える感性があれば、
とてもいい樹種かなと思います。
といいつつ。
なかなか難しいかもしれませんけど。
もっともっと、いろんな樹種があります。
色合いだけでなく、堅さとか、肌ざわりなんかも
意識してセレクトするとよいと思います。
ネットで探すと、無料でサンプル送付してくれるところが
ありますので、それもご利用いただくとよいでしょう。
体が直接触れるところなので、しっかりセレクトしましょう。