狭小住宅だから、当然玄関は狭い?
とある家づくりの玄関です。
ちょうどいい具合に、光が差し込んでいます。
こちらの家は、狭小敷地に建つ3階建ての都市型住宅。
狭小住宅っていうと、玄関まわりは、かなりミニマムで、
窮屈な印象が多いのですが。。
この広さ。ですから。
奥に見えているのは、玄関収納。
こちらをシューズクロークにしたら、玄関をここまで
広く確保することはできなかったです。
よく見ると。
L字型に展開する玄関って、あまり効率的ではない??
と思われた方もいるかもしれませんね。
手前の土間部分を床にして、そこにコート掛け等収納を
確保した方が有効なのではないかと思ったりしませんか?
もしかしたら、トイレが確保できてしまうかも。。
もちろん、それも一つの計画方針です。
なぜ、こちらの家では、このカタチにしたのか、理由があります。
玄関を広く見せるため?
いやいや。違います。
結果、広く見えていますが、目的は全く違うんです。
こちらの御家族。
お子様が多いので、一緒にお出かけしよう!としたとき、
子供が、廊下に渋滞しないようにしたい!という要望。
そこで。
土間をL型にして、框の長さを確保したんです。
これなら、こっちとあっちに、階段や廊下に渋滞せず、
お子様が腰かけながら、一気に靴を履けます。
将来、子供が大きくなったら??
という声が聞こえてきそうです。
実は、手前側に壁に、フックを取り付けて、
ご主人の自転車を引っ掛けるそう。
自転車のメンテナンスなんかもできそうです。
狭小住宅だから、玄関が小さい。
実はそうでもありません。
もっと、自由な発想で、家づくりを考えてもいいんじゃないかな
と思ったりしています。
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こちら。
とある家づくりの現場です。
ちょうどバルコニー床の防水が完了して、これからの激しい雨とかが
来ても、雨漏れの心配は少なくなりました。
そうそう。話は変わりますが。
昨日、こちらの現場では、板金屋さんが、ガルバ屋根を葺いて
くれていました。
屋根の上に立ってみると、照り返しがすごくて、
暑さで、頭がクラクラしそうでした。
そんな灼熱で暑い環境の中、コツコツと屋根を工事している姿を見て、
ほんと、頭が下がる思いでした。
現場の方あっての、家づくりですから。
体大事にしてほしいですね。
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そうそう。
昨日、快適さを実現するために、とあるメーカーさんのお話を
うかがってきました。
家での暮らしに、快適さは大事な要素の一つだと思っています。
ただ。
人によって、快適さの度合いは違うので、
この断熱が、この工法が最高!だなんて、野暮なことを
いうつもりはありません。
快適さを実現するための手段については、
常にアンテナを張っています。
なので。
いろんなところから、情報も入ってきますし、
お話を聞く機会も、自然と多くなります。
私としては。
一つの方法に限定されず、いろんな方法を持っていて、
お客様に最善と思われる方法で、快適さを実現したいですね。
昨日のお話も、その一つの選択肢になりそうでした。
次回、実物で、体感をしてくる予定です。
楽しみですね。