医院併用住宅のメリット・デメリット

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医院併用住宅は、通勤時間がなくなることで子育て世帯も開業しやすいことがメリットです。その一方でプライベートが侵害されやすいというデメリットもあるため、十分に対策を立てる必要があります。
プライベートを守るために、クリニックと自宅の玄関は分けることが大切です。また、玄関を別の方角に設置すると、さらにプライバシーを保護しやすくなります。

音が出る設備機器と自宅区画が近いと、自宅区画にいる人のプライベートが侵害されてしまいます。自宅区画から遠い場所に音が出る設備機器を設置しましょう。また、患者が自宅区画への出入り口の前を通らないように動線を工夫することも大切です。

目立つ看板を立てる
住宅街に馴染むデザインであることが望ましいものの、あまりにも馴染みすぎていると、クリニックであることに気づいてもらえません。そのため、一目でクリニックだとわかるような看板を立てたり、壁に装飾したりすることが大切です。

納得のいくまで建築士と相談いただければと思います

一級建築士 南俊治