キッチン背面の収納に吊戸はいる?
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木目とチャコールグレーの壁の組み合わせ。
横長窓の配置も不思議といいバランス。
手前に見えているマットなペンダント照明も効いてます。
さりげなく置かれた家電やチェア、花器や花、
時計やカップなど。
それら全体で、このセンスのいい風景をつくりだしています。
こちら。
お分かりかと思いますが、キッチン拝見の収納。
ウッドワンというメーカーで、木目はシートでなく、本物。
一枚ごとの質感というか、表情が違って、とてもいい雰囲気です。
先日、キッチンの背面収納についてお客様と話をしました。
上部の収納、吊戸の必要性についてです。
最近のキッチンは、各メーカーの頑張りもあって、
シリーズによって、差はあるものの、全体的に、
たくさんのモノを収納できるようになっています。
キッチン背面に設置する収納(カップボード)も
キッチン本体同様に、収納力は上がっています。
収納の幅が、どこまで確保できるのかと食器等の所有量のバランス
による部分はあるものの、下の台のみで、十分という方もいます。
それでも、上の収納(吊戸)を設置する必要があるか、
迷われるようです。
吊戸はあれど、普通に手が届かないので、使いにくい。
なので。
普段使わないモノを収納しておけばよいのでは?
という話になりますが、普段使わないものってそんなにないかも。
下手に収納があると、余計なモノを収納しっぱなしになりそう。
そんなこともあって、吊戸を付けない方もいらっしゃいます。
その代わりに。
そのスペースがもったいないので、ちょっとした小物や
お気に入りのカップをディスプレイできる棚を設置する方もいます。
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最近は、対面のキッチンが多く、背面収納の上部は、
リビングやダイニングからよく見える場所になります。
なので。
そこを吊戸でなく、魅せる場所として演出する。
そんな考え方になるのも自然かなと思います。
二枚目は、収納の全面を棚にして、ディスプレイしていますが、
一枚目は、棚もありつつ、吊戸も設置しています。
背面収納の幅が長く取れれば、一枚目のような
折衷案もよいのですが、1.8mくらいまでであれば、
どちらかに絞った方がよいかもしれませんね。
ちなみに。
背面収納を魅せるという発想もいいのですが、
逆に、割り切って、収納を見せないというのも選択肢としてあります。
少し透けて見えていますが、収納を隠してしまってるカタチですね。
リビングからよく見える場所なので、どう見せたいのか考えつつ、
自分の食器の量と収納とのバランスを見ながら、
自分らしい背面収納ができるといいなと思います。
もっといろんなやり方やアイデアありますので、
いろいろと調べてみてください。