旗竿地の駐車場

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

ひとくちに旗竿地と言っても様々な形状の土地があるので一概には言えませんが、旗竿地の土地に駐車スペースを設ける場合、ほぼ選択肢は間口の狭い竿部分に限定されるのではないでしょうか。 

建築可能な土地は、建築基準法上の道路に2メートル以上接していないといけないため、竿部分の間口はそれ以上となりますが、駐車スペースは最低でも2.5メートルの間口が必要です。 

しかし、車の出し入れ、ドアの開閉、人の通行を考慮すると、竿部分の間口は3メートル以上はほしいところです。 

また、自家用車を通勤では使わず休日しか使わない場合、平日は常に車が停まっている状況のため、人の通行、特に自転車の出し入れがかなり難しいので、この点は要注意です。 

さらに、入庫する際はバックで行うことになるので、自家用車のサイズ(幅、長さ)のほかに前面道路の幅員や電柱等の障害物の位置も事前にチェックしておく必要があります。