階段のデザインについて①

さて。
昨日までは、階段といいつつ、
動線だったり機能性を中心にお話ししてきました。
今日からは、いろんな家の階段デザインについて
お話ししていこうと思います。
まず最初は。
みなさんが階段といったら、思いつきそうなこちら。
先日ご紹介した、折り返し階段ですね。
周囲が壁で囲まれていて、こじんまりした感じ。
こちらは、床材を、無垢フローリング(オーク)を採用してるので、
それに合わせて、オークの集成材にしています。
サラッと伝えたのですが(笑)
階段近くの床と、階段の踏板は、色合いや素材を
合わせると統一感が出てよいですよ。
ただ。
階段をオブジェのように、突出させたいのであれば、
違う色や素材もあり。
スチールとか、ガラスとかでしょうか。
それと。
踏板と壁の取り合う部分に、板ありますよね。
側板といいます。
こちらの家では、側板を床に合わせた素材・色合いにしてます。
それか、壁の色合いに合わせるとよいでしょう。
側板は、敢えて突出させる必要もないので、
いずれかにされるのがよいかなと思っています。
それともう一点。
蹴上というんですが、踏板と踏板の間の立ち上がり面。
ここは、踏板に合わせた色・素材にするケースと、
壁に合わせるケースのいずれかで、側板と同じです。
といいつつ。色をつけるのもユニークです。

もう少し濃い色ですと、踏板が浮いたように見えますね。
ちなみに。
こちらの事例見て気が付きました?
側板ありませんよね。
そんなデザインもセレクトは可能です。
最初にご紹介した、ある意味、普通な階段。
お任せにしてもいいんですけど、
いろいろと決めていくことができます。
しかも。
一つ一つを、何にするのかで、想像している以上に、
階段の見え方、デザインの印象が変わりますよ。
せっかくなので、そういったところまで
こだわってみてはいかがでしょうか。
明日は、違うデザインの階段をご紹介していきますね。