小上がりスペース、空間をゆるやかに隔てるために使ったり、それ自体が家具的にベンチやデスクの役割をしたりと、空間をより魅力的にするために使います。
例として、①岩沢の住宅:こちらでは限られたLDKの空間の中に一段小上がりを設けることで、家具的にベンチとして使えるようになっているとともに、ダイニングが心地よく籠る形になっています。
②碑文谷の住宅:こちらではこの小上がりの表がすぐ道路ということもあり、道路からの目線を切るような形のバルコニーと接続することで、道路から直接覗かれない形になっています。