壁仕上げの重鎮(笑)。タイルのお話し②

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日からスタートした、壁仕上げの重鎮(笑)、タイル。

これから家づくりされる方の場合、
タイルにいい印象を持っていないことがあるので、
その辺をお話ししましたよね。

今日からは、タイルのもつ表現力を余すところなく、
順番にご紹介していこうと思います。

ちなみに。私は無類のタイルマニア(笑)
とはいえ、誰でもわかりやすくお話ししていきますね。

ひと昔前に、浴室の壁によく使われた10cm角のタイル。
もちろん、そのタイルだって、まだありますよ。

だからといって、それをそのまま紹介しても仕方ないので、
同じ大きさのタイルなのに、おしゃれに見える。
そんなタイルをいくつかご紹介しましょう。

まず最初はこちら。

ぱっと見た感じでは、わかりにくいかもしれません。
ただ、拡大していただくとわかります。

よく見てみると。
タイル一枚ごとに、何やら表情がありませんか?

縦筋があったり。
もやってとしたパターンがあったり。
柄がなくても表現が波打っていたり。
細かな格子柄になっていたり。

タイルに柄がプリントしていあるというより、
表面に凹凸があって、表情がついてる感じ。

昔みたいに、均一な面が連続していくのではなく、
凹凸を持たせたり、いろんなパターンにすることで、
存在感のある壁面をつくりだしています。

工業製品っぽくなく、クラフト感があるのも特徴です。

全体的に、優しい雰囲気にしたい。
そんなときには、フィットするのではないでしょうか。

二つ目はこちら。

洗面台とミラーキャビネットの間に採用しています。
規則正しく並んだタイル。

タイル一枚の中に、スクエアな柄が組み込まれてます。

この柄は、表面にプリントされただけでなく、
凹凸もあるので、奥行感がありますね。

そして。
グレーをベースにして、ほんのり色合いが違うタイルを
組み合わせていますよね。

こちらも、均一でフラットな感じというよりは、
規則正しく張ってあるのに、表情が豊かになっています。

タイルの中に表現されたスクエアな格子が、
洋館なんかで採用する、モールディングを思い出させてくれます。

なので。
洋館のようなエレガントなインテリアにしたい!
という方には、とてもいいタイルなんだと思います。

最後に。もう一つ。

タイルの中に葉っぱのような柄が作りこまれてますね。
なぜか、少しアジアンチックな印象がありますね。

独特な色柄なのですが、木目とうまく組み合わせると、
アジアンリゾートな雰囲気を表現できるんじゃないかなと思います。

10cm角という大きさのタイルでも、いろんな工夫がされて、
新しい表現ができるようになっているんですよ。

おっと。ついつい長くなってしまいました。
明日は、これまた、違うタイルのお話しへ。