下地材をおしゃれに使う③
昨日は、モルタルのようなマットな質感に仕上がる
木片セメント板という下地材をご紹介しました。
仕上げ材として、あまり多く使われていませんが、
ここ数年流行しているモルタル風な質感に仕上がるので、
うまく取り入れていけるといいですよね。
さて。今日はどんな材料なのか。
昨日ご紹介した、木片セメント板と、ある意味似た素材。
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住宅の内装では、あまり見かけないかもしれませんが、
インテリアショップやカフェ等、店舗ではよく見かける素材です。
(意識してみていないと気が付きませんが(笑))
こちらは、木毛セメント板といいます。
あれ?なんか響きが似てるみたいだけど、何が違うの?
って思いましたよね、きっと。
木片なのか?木毛なのか?の違いでしょうか。
木とセメントからできていることは共通しています。
木毛と木片の違いは、木の形状が違っていて、
木毛の方が、文字通り、細くて繊細な感じ。
いきなりですが。
きしめんとソーメンの違いに似てるかもしれません(笑)
何が違うかっていうと、木毛の方が、繊細な感じで、
インテリアに、よく採用されます。
よく採用されるがゆえに、下地に使うためのボードと
仕上げで使うボードがわけて製品化されてるくらいですから。
性能として、いろいろありますが。
一番は、吸音してくれることでしょうか。
なので、店舗関係のインテリアに使うって合理的ですよね。
もちろん。
住宅内でも、こういった吸音を目的にしてもいいのですが。。
それと。木片もそうですが、
木とセメントと水からできているので、自然素材にこだわる方にも
いいかもしれません。
ただ。性能よりは、見た目の好みでセレクトされる方が
圧倒的に多いかなと思います。
木の繊細な表情であったり、セメントのもつ質感もありますから。
そうそう。
少し注意しないといけないことがありました。
最初のうちは、表面のセメント等がボロボロと落ちることがあります。
こまめに掃除は必要かなと思います。
ということで。
木毛セメント板も、仕上げ材として検討してみては
いかがでしょうか?
明日は少し違う素材のお話しです!