インテリアに屋根を取り入れる?
マグネットに対応した壁って便利です。
その壁つくるには、いくつか方法があるので
採用するなら、見た目、接着強度を踏まえて
最適な方法を選定ください。
そんなお話しでした。
今日は、少し違う切り口から見た
壁仕上げのお話しをしていこうと思います。
まずは、こちら。
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グレーパネルを重ねて張り上げている壁。
少し光っているのでわかりにくいのですが、
一枚ごとに自然な色ムラのある素材です。
というか。
ご覧になって気が付きましたよね??
向かって右側は屋外で、左側は屋内。
窓を介して、屋外と屋内両方の仕上げにしています。
こちらの事例のように、視線が連続していく場合、
内部と外部を同じ仕上げにできると開放的になります。
そんな風に使えて、見た目がよく似ているのは、
磁器質のタイルでしょうか。
ただ。
よく見ていただくと、フラットではなく、斜めに仕上がってますよね。
タイルでは、こんな風に仕上げることは難しいんです。
(断面が台形のタイルであればできますが。。)
では。こちらは何かというと。。
屋根とか、外壁に使う化粧スレートという素材なんです。
どちらかというと、屋根材として一つの選択肢で
それを内部にまで使っているんです。
そうなんだぁ。って思われた方。
瓦をインテリアに使うのと同じことですから(笑)
使ってもいいんですけど、インテリアに使うのであれば、
インテリア向けで、もう少し洗練された瓦が必要かも。
こちらの素材。
外部と内部で使えること以外にも特徴があります。
こちらをご覧ください。
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一枚一枚の表情。どうですか?
そうなんです。
一枚目では気が付かなかったかもしれませんが、
どの板を見ても、同じ柄というかムラがありません。
これって、表面の塗装とかで表現されてるのではなくて、
素材そのままの自然な表情が出ています。
それに。
セメントが主成分なので、モルタルみたい質感です。
なので。
グレーな色合いで、しかも、自然なムラ感が好きな方には、
とてもいい仕上げなんだと思いますよ。
ただし。
外部にも使える素材なので、金額が結構高め。
一部にアクセントに取り入れるくらいがいいかもしれません。
そうそう。
横長の形が主だったのですが、最近(2023年)
大きなパネルタイプが出てきたので、目地が好きでない方には
そちらも選択肢に入ってくるのかなと思います。
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外部に使う素材なのですが、インテリアに取り入れる。
それも一つのいい方法なので、検討してみてはいかがでしょうか。
さて。
明日からは、少し違うお話しです。