窓ってどう決めるの?⑥(大きな窓)
視線を遮らない、スッキリした大きな窓がほしい。
それに対して。
昨日お話ししたのは、FIX窓。
引き違い窓では、ちょうど真ん中に入ってしまう枠が
FIX窓であれば、入りませんよね。
ただ。
当たり前ですが、開閉できません。
違う場所に出入りできる戸を付ければよいですよね。
そんなお話しでした。
今日は、スッキリ大きな窓という目的で
少し違う窓のお話しをしておこうと思います。
昨日は、FIX窓と別にその他の窓を設置する。
そんなお話しでしたよね。
実は。
窓の種類として、こんなタイプもあったりします。
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窓が三分割されていて、真ん中が大きい。
そんな形ですよね。
こちらは、真ん中の大きな窓がFIXになっていて、
両サイドの小さな窓が、片側に引く戸になっています。
一枚の窓の中で、FIXと引き戸が組み合わさっています。
窓の中に、2本ラインは入るのですが、
中央部分が抜けているので、2枚の引き違いに比べると
視線を遮る印象は少なくなりますよね。
見た目のスッキリ感もあって、かつ出入りもできるので、
一石二鳥な窓なのかもしれません。
ただ、引き違い窓に比べると、開閉できる幅が小さいので、
その有効幅が、ストレスにならなそうかを確認しましょう。
もう一つ。
メーカーは、LIXILに限定されてしまうのですが、
大きな窓でスッキリという意味では、有効な窓があります。
(2023年現在)
それがこちら。
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LWという名前の商品です。
ご覧の通り、見えている窓が一枚のガラスになっていて、
片側に引く戸になります。
ご覧の通り、開けても閉じていても、
ガラス面で視線を遮るラインがないので、
とってもスッキリしているのが特徴ですね。
とっても魅力的な窓なんですが、
少し気になる点はあります。
一つは、窓が重いこと。
相当大きな窓なので、重量はかなりで、
開閉には苦心するかもしれませんね。
あまり開放しないのであれば、問題ないです。
もう一つは、引く側に壁がいること。
これだけ大きな窓と同じ大きさの壁が脇に必要なので、
壁が多く感じる方もいるでしょうね。
大きな窓を連続させれば、かなりな開放感にできますが、
こちらの場合は、連続させることが難しいですから。
ということで。
一長一短ありますので、その辺も把握しながら、
決めていけるといいですね。
明日は、開放感のある窓として、よく候補に挙がる。
そんな窓をご紹介していきます。