窓ってどう決めるの?⑦(大きく開ける!)

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LDKに面する窓って、大きく確保したい!
そう思う方って多いんじゃないですか?

その「大きな窓」にするため、いくつか方法を
お話ししてきました。

昨日は、真ん中がFIXになっている窓とか、
大きな片引きの窓をご紹介しましたよね。

その窓であれば、引き違い窓にはない開放感を
実現できますよ。
そんなお話しでした。

さらに、今日は。
別の側面から、開放感のある窓のお話しを
していこうと思います。

大きな窓は魅力的なんだけど。。
LDKの外にあるウッドデッキ等と一体的な利用がしたい!

例えば。BBQが大好きで、友人を招いて、
たくさんの人数で愉しみたい。

もしそうであれば、窓からの出入りって大事ですよね。

食材や飲み物を持ち出したり、中に入れたりするし、
人の行き来だってありますよね。

出入りが多いのであれば。。
窓を大きく開け放てると、便利ですよね。

そんな時は、こちら。

あれ?窓がない??
って一瞬思いますよね。

こちら。
昨日お話しした、片引き戸と似ているのですが、

窓を両側に引き込んでしまう窓なんです!

つまり。
開けたときには、両側の壁に窓が隠れます。
とても大きな開口をつくりだすことができます。

これであれば、ウッドデッキへの行き来も、スムーズ。
多少酔っていても、窓にぶつかることはありません(笑)

ウッドデッキと一体で使いたい人には、
とても人気な窓になります。

ただ、窓を閉じたときには、これまで紹介した窓より
窓枠のラインが多いかもしれません。

閉じたとき、開けたときのどちらを優先するか。
それによってセレクトが変わってきますね。

それと同じく、大きく開け放てる窓というとこちら。

カフェとかで見かけますよね?
窓が折れ戸になっているタイプですね。

先ほど同様、開けたときに、開放感はすごいです。
でも。先ほど同様に、閉じた時には、枠がきになるかも。。

それと、こちらの折れ戸タイプは。
引き戸に比べると動き方が複雑なので、
建付けがよくなくなることがあることが気になります。

こういった気になる点も踏まえて、
採用を考えていただけるといいかなと思います。

大きな窓がほしい!
といっても、何を求めるかで、いろんな選択肢があるんです。

しっかり比較検討しながら、決めていきましょう。