高低差のある土地の階段

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

高低差のある土地で住宅設計を行う場合、上下階を移動する階段をどのように計画するかということも重要です。

地階を設けない場合や高低差がそれほど大きくない場合、玄関ポーチまでのアプローチを外部階段として計画する方法が一般的でしょう。

ある程度の高低差がある場合や地階を設ける場合には階段は2通りあり、外部階段で上階へ上がって玄関に入り、屋内で地階へ下がる方法と、低い位置に玄関を設けて屋内で上下階を移動する方法がありますが、どちらにするかは、住まい手の生活スタイル、年齢、スペースの使い方、周辺環境など様々な要素から設計されるプランニングによることが多いと思います。
また、屋内階段も場合によってはスキップフロアにして半階ずつずらした階段で上下階を繫ぐという選択肢もあるでしょう。