どんなキッチンがいいの?⑰
昨日は、主要メーカーのキッチンで
グレードが違っても共通しているモノ
についてお話ししました。
最上位グレードだからといって、
全てのパーツが超高級ということでもなく
その他のグレードと共通しているモノが
多いんですよ。
そんなお話しでした。
えぇ??意外です!
なんて思った方がいるかもしれませんね。
よく考えてみると。。
あまり細かなパーツまで差をつけていたら
ヴァリエーションが増えすぎて、
量産を考えると、コスパ悪くなりますし。
そもそも。
建材メーカーが家電作れないでしょうから(笑)
おっと。前置き長くなりました。
話を前に進めましょう。
今日は、昨日とは反対で。
グレードで異なるパーツについてです。
キッチンの中で、設備機器関係を除くと。。
あれ?
ハコしかないんじゃないですか?
そうなんですよね。
とはいえ。ハコだって大事なパーツですから。
ハコって大雑把すぎ(笑)なので、
もう少し分解してみましょう。
まずはハコを構成するフレーム。
その中に組み込む引き出し。
ハコを覆う面材。
カウンターである天板。
そんなところでしょうか。
まずはフレーム。
グレードで差をつけてるのは。。
クリナップくらいでしょうか。
ベースグレードが木製で、それ以上は
ステンレス製になってます。
その他メーカーは違いがなさそうです。
次は引き出し。
クリナップでは、最上位グレードと
それ以下で、引き出しのレールが違いますね。
その他メーカーでも、引き出し底の素材が
メラミンなのか、ステンレスなのかで
差をつけてるくらいですね。
引き出し深さに差をつけてるメーカーも。
次はハコを覆う面材。
これは、いろいろ差をつけています。
大多数は、表面に木目とか色のついた
化粧シートを貼っているもので、
貼り方で多少差をつけている感じですかね。
最上位グレードになると。
ピアノみたいな鏡面塗装だったり
金属っぽい塗装仕上げだったり
本物の薄い木を貼っていたりして
それ自体が高価な仕上げになっています。
面材自体が高価だと、ハコが高くなるのも
わかりますよね。
なので。
他に比べると、価格の差が分かりやすい。
あと、もう一つ。
天板はどうか?いろいろありますよ。
長くなったので、明日に続きます。