スタイルを固定しないスタイル④
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先日、新しいお客様とお話していた時
話題になったことについてお話してます。
設計事務所やデザイン系の工務店は、
デザインのスタイルを持ってることが多い
のですが、弊社は特に固定していない。
昨日は、その大きな理由について、
お客様の想いを最優先することを主として
家づくりに関わっているからとお伝えしました。
今日は、そのスタイルを固定しないスタイルが
どんなお客様にメリットとなったのかについて
お話していこうと思います。
突然ですけど。
皆さんは、どんなデザインが好みですか?
おそらくですけど。
雑誌やネット、特にSNS等をご覧になって、
これがよさそうという感じで、なんとなく、
自分たちの好みを定めているのでは
ないでしょうか。
SNSでは、このデザインがオススメ!なんて
出たりしてるので、きっと参考になりますよね。
そもそも、何もわからない初めてのことをする
ということなので、何かを参考にするのって、
とても分かりやすくていいと思います。
面白いなって思うのは、このデザインが好きって
思うと、それに近い事例をついつい探していく
なんてことが多いんじゃないでしょうか。
やっぱり、これだよねって確信できますから。
そのままつき進めれば、何もいうことなしです。
おそらくですけど、設計期間が短いとか
打ち合わせ回数が決まってたりすると、
深く考える時間もないので、その流れになることが
多いんでしょう。
でも。
設計期間が長く、検討する時間があると、
状況が変わることって、よくあります。
私の経験上で言えば。
和モダンなスタイルから、ミニマルなスタイルへ。
和風から、輸入住宅のような洋風なスタイルへ。
モダンなスタイルから、和モダンスタイルへ。
等など。
皆さんが想像する以上に変化されたお客様って
結構いらっしゃいます。
家づくりの中で、いろんなことを調べるうちに
いろんなスタイルを目にする機会が増えていき、
視野が広がっていきます。
特定の狭い箇所を見て、好みだと思ってたことが
視野が広がったら、好みが変化することのって
想像に苦しくないでしょう。
せっかくだったら、いろいろを知った上で、
一番のお気に入りを納得して決めたくないですか?
私だったら、そうしたいなと思います。
だったら、そうすればいいじゃないですか。
って思うかもしれません。
でも。。
明日に続きます。