地盤改良

ユーザー アトリエ24一級建築士事務所 飯沼竹一 の写真

流山市の「古間木の家」が着工しました。
今日は、小雨降る寒い中、施工状況の確認をしました。 
                         
敷地は高台にあるので、地盤は良さそうだと、設計する前には予想していたのですが、地盤調査をすると地盤から1mくらいが盛り土であることのが分かり、地盤補強の必要が認められました。
敷地には築30数年の古屋があったのですが…。
 

改良の方法として、いろいろな工法があり、構造設計にあたり地盤の状況、周囲の環境、工期の短さ、コストなどを勘案します。
その上で今回のこのプロジェクトでは、いわゆる柱状改良工事を選択しました。
ドリルで地盤に穴を掘りながら、セメント系の固化材送り地盤の土と撹拌させて、地下に杭のような柱状の構造物を建物基礎の下につくります。
一坪に1本くらいの間隔で施工していきます。
この工事では直径40cmで長さ4m、26本を施工しました。
 

この後、手前の駐車スペースの先に掘削し、その後道路面より60cm上がった地盤に基礎をつくります。
上棟は3月末頃です。

 

 

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千葉、東京で住宅設計を行う建築設計事務所