受注につながるメッセージの送り方(1/2)・株式会社アイ・コミュニケーション 平野友朗さん

適切なタイミングで適切なメッセージを依頼者に送ることで設計受注につなげることが可能になります。
 
受注につながるメッセージの送り方について株式会社アイ・コミュニケーション 平野友朗さんに伺いました。
 

お話を伺った方

 

平野友朗(ひらのともあき)
株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役
一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事
ビジネス実践塾 主宰
 
1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。
広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。
2004年、アイ・コミュニケーション設立。

ビジネスメール教育の専門家。得意とする分野は、メールコミュニケーション効率化や時間短縮などの業務改善。
ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。
メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。

クライアントは、日本全国の企業、士業コンサルタント、官公庁から学校や団体まで幅広く、その数はのべ5,000を超える。
セミナーや講演は、ビジネスメール、マーケティング、ブランディングを中心に、年間100回を超える。
週に1回程度はメディアからの取材があり、メディア掲載実績は合計で300回を超える。
 
ビジネスメールスキルの標準化を目指し、日本初のビジネスメール教育事業を立ち上げ、ビジネスメールの研修プログラムの開発やツールの提供を行なう。
 
メールスキル向上指導、組織のメールのルール策定、メールの効率化による業務改善や生産性向上などを手がけ、官公庁、企業、学校、団体、商工会議所などへのコンサルティングや講演、研修のほか、通信教材やeラーニングの開発にも携わる。
 
2013年、一般社団法人日本ビジネスメール協会を設立。認定講師を養成し、ビジネスメールの教育者を日本全国に送り出している。2014年、「ビジネスメール実務検定試験3級」を立ち上げ、ビジネスメール教育の普及に尽力している。
 
一人の起業家としての活動から法人化への道のり、事業の多角化で蓄積したビジネスノウハウを提供する通信教育事業「ビジネス実践塾」を主宰。音声教材とニュースレターで、起業家や経営者に必要なノウハウを毎月提供中。
 
自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。
 
著書は『ちょっとの工夫で仕事がぐんぐんはかどるビジネスメール術』(主婦の友社)、『お客様から選ばれるウェブ文章術』(日本実業出版社)、『「始めてみたけど効果がない」と思っている人の「やり直し」のメルマガ営業術』(ダイヤモンド社)、『走りながら考える仕事術!』(日本実業出版社)など合計23冊(他、翻訳本2冊)がある。
 

ビジネスメールのセミナーを開催するようになったきっかけを教えて下さい。

 
2005年に「あなたの仕事が劇的に変わるメール術」を出版しました。その書籍の反響が予想以上に大きく、もっと聞きたい、詳しく教えて欲しい、企業研修をやって欲しい。そのような依頼が増えました。
 
書店に行ってもメールの書籍はほぼありません。セミナーなどを検索しても皆無でした。困っている人がいて、求められるならばそれをやろう。そう考えてセミナーを開催したのがきっかけです。
 
ただ中途半端にやっては意味がありません。月に1回の開催を守り、9年連続でビジネスメールに関する調査をおこなったり、ビジネスメールという言葉で商標を取得したり常にチャレンジを続けています。
 

ビジネスメールのセミナーを受講した方はどのような成果があったのでしょうか?

 
メールを書くときに迷わなくなる
部下や後輩に自信を持って教えられるようになる
メール、電話、対面など手段の正しい使い分けができるようになる
 
ケアレスミスが減る
メールで正しく伝えることができるようになり行き違いやトラブルを防げた
 
お客さまと円滑なコミュニケーションがとれるようになる
メールを処理する時間、書く時間を短縮
 
 ↓
 
結果的に、コミュニケーションが円滑になったり、時間が短縮できたり。
大きな効果が生まれてきています。
 

ビジネスメールセミナーの受講者の声など教えて頂ける範囲で教えて下さい。

 
メールについての標準的な指針がわかったこと。最初に説明されているように、これまでメールについて指導を受けることもなく、自分なりに考え、または受信したメールを参考にして、より良いものを目指してきました。
しかし結局これでいいのかと不安をもち、問い合わせの返信など時間がかかっていました。今日のセミナーの内容でますます自信をもって生かしていけると思います。
 


 
普段から利用しているメールなのにたった1つ心がけを行うことで印象がかなり変わることがよく分かりました。自社でも展開していきたいと思います。ルール化を行い、メールでのコミュニケーションでのトラブルや障害を発生させないようにしていきたいと思います。またテンプレートなど有効に使えるところは積極的に活用して自社内、部署内で展開したいと思います。
 
 
なかなか教えてもらえないと知らないメールの基本がよく理解できた。 (自分はそれなりに出来ていると思っていたがそうでなかった)
 
 
メールを送る際の姿勢や心構えを聞くことができて、大変参考になりました。私はメーカーの営業事務部門の現場責任者なので、すぐに現場に落とし込みをさせていただきます。
 
など。
 

ビジネスメールのノウハウは当サイトでプライベートメッセージを送る際にも役にたつと思います。最初のメッセージで最低限、書く内容を教えて下さい。

 
宛名(誰あてに送るのか)
挨拶(礼儀正しく)
名乗り(ちょっとした自己紹介、メールを送る理由)
伝えたいことの要旨
詳細情報
締めの挨拶
署名
 
の7つの要素は入れるべきです。
 
相手が知りたい情報をきちんと盛り込み、先読みしてメールを書きましょう。
メールを読んでいて分からないことがあると、勝手に予想して読み進めます。
それをさせないように、具体的に書くのが重要。
 

もっと詳しく学びたい方に伝えたい事がありましたら、教えて下さい。

 
メールのコミュニケーションは、一度習ったらずっと使えるスキルです。
一般社団法人日本ビジネスメール協会(アイ・コミュニケーション)では、セミナーや検定試験も開催しています。
また、講師を派遣しての集合研修のご相談も承っております。
そういった場をご活用いただき、さらなるレベルアップを目指してください。
 
一般社団法人日本ビジネスメール協会

次のページは当サイトの継続有料会員だけに公開しています。継続有料会員の方はこちらをクリック!
 

  • 相手から返事が来ない時の対処法を教えて下さい。
  • 相手に信頼してもらえるコツがあれば教えて下さい。
  • 相手の連絡先を聞くコツがあれば教えて下さい。
  • 仕事受注に繋がるコツがあれば教えて下さい。