青山高原の家
●設計事例の所在地:
三重県名賀郡
●面積(坪):
31
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
三重県の高原に建つ別荘
→http://www.masakunst.com/archmasa/aoyama/aoyama.html
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
三重県の高原に建つ別荘である。屋根の上から樹海の眺望を得るため展望台を設置し、そこに至る折り返し階段の動線を中心として計画した。窓全体に広がる木々や、木製階段ごしにこぼれ落ちる天窓よりの光、展望テラスへと続くハッチ窓と、それぞれのシーンによって異なった表情を見せる。
建築としての別荘の機能は、雨露をしのぐだけでなく、窓ごしに山の景色を愉しみ、窓を開けて山の新鮮な空気を愉しむ等、山をそこに感じる事である。厳しい気候条件の中、湿気対策として風の通り道にも配慮した。谷から吹き上げる風を居間から2階の多目的室のトップライトへと自然に導くイメージを描いていたが、実際かなり通風は良く、夏場でももちろんクーラーは要らない。また冬の事も考え、屋根・外壁の十分な断熱、薪ストーブ、床暖房を装備している。
四季を通じて、ここにある状況を最大限に享受する装置を心がけた
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