ささき整形外科クリニック
●設計事例の所在地:
揖保郡太子町
●面積(坪):
112.2
●建物の種類(大分類):
医療・福祉施設
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
地域医療を担うため、生まれ故郷に戻ったドクターが目指す、心のふれあいを大切にした、ぬくもりある温かい診療ができる場所としての診療所の計画。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
明るく地域の顔となる診療所となるよう、待合室・リハビリ室の採光に気を使い、大きな窓を取った一方、庇をより深くすることで、冷房暖房の負荷の低減を狙っている。また整形外科という診療科目で全ての人が利用しやすいようユニバーサルなデザインを心掛けた。
その他の画像:
建物のデザインは大きなガラス面と、シルバーのボーダー、ガルバリウム鋼板スパンドレルの外壁、土味を生かした自然の風合いがある黒のせっ器質タイルを用い、シンプルな形状の中にも自然の温かみを感じ取れる建物とした。
建物前面には季節の草花が楽しめるイングリッシュガーデンを設置。
庇を深くすることで日射による熱負荷を減らしている。
待合室は3.3mの高天井。大きな開口は光と庭の風景を取り入れる。
解りやすいサインによる室名表記を行い、内装は木調の壁や温かい色調の色を用い、患者を優しく迎え入れる診療所を目指した。
土味を生かした自然の風合いがある黒のせっ器質タイルは外壁から続き、内部の壁にも入り込んでいるデザインとし、インテリアのアクセントに。
リハビリ室も待合室とどうように3.3mの高天井となっている。また東面、南面にそれぞれ開口を大きくとっており、ガラス越しにイングリッシュガーデンを楽しみながら、リハビリ治療を行える空間とした。