住 真田山(じゅう さなだやま)
●設計事例の所在地:
大阪市天王寺区
●面積(坪):
350坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
9階建ての共同住宅ビルの1階アプローチ露地の写真。突き当たりは中庭で右に曲がると建物玄関があります。床は暑さ7cmの花崗岩。写真の撮影はすべて福澤昭嘉氏。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
以前から自宅の新築を考えておられ、住宅賃貸業を営んでおられることから自社の「旗艦物件」として共同住宅と一体で建てられました。
依頼者があなたに依頼した決め手:
かなり以前から私の仕事は知っておられ、いつかは実現したいと思われていたようです。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
賃貸住宅の「旗艦物件」として要求スペックも高く、とくに最上部のご自宅は、仕上げなど細部までかなりこだわった仕様になっています。また1階のアプローチは、4台の駐車場を確保するために大きくそれを迂回し、かなり長い距離になりました。でもそれを逆手にとって脇や中庭に90種類の植物を植え、非常に好評をいただいています。
依頼者の声:
1階アプローチ廻りの仕上げに杉板本実型枠のコンクリート打放しを多用し、細かい造作も施しました。「高級な仕上げ」をというご希望で、出来上がるまでは多少不安もお持ちだったようですが、出来ばえにはとてもご満足いただいています。
その他の画像:
道路側の外観。1階左端の開口が入り口。
9階のご自宅リビングルーム。右手奥には最上階という位置をいかして坪庭を設け、ヤマボウシを植え込みました。その向こうに和室があります。見えていませんが左手(南側)は全面がガラスの開口部で、すばらしい眺望がひろがっています。ソファは革張りのアルフレックス。
1階の建物玄関。左に中庭があり、右手がアプローチ露地。入ってからは左に駐輪場があり、少し向こうで右手に曲がるとエレベーターホール。