ツナゲルツナガル

●設計事例の所在地: 
東京都大田区
●面積(坪): 
165㎡(50坪、1F:83㎡/2F:82㎡)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ロフトからリビング:室内クライミングができる壁(ボルダリング付)

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

階で分けた二世帯住宅とするが、上下のコミュニケーションを作るべきかどうか。
元はご両親宅で、二世帯にすることでご両親のスペースが面積上は狭くなるが、広く感じられる空間にできるか。
シックハウスにならない工夫がしたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

他の件で仕事ぶりを見ていただいていた。お互いの人柄も通じていた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

[ ロケーション ]都内有数の閑静な住宅街。旗状敷地で法規制の厳しいエリア。子世帯4人、親+祖母世帯3人の家族が暮らす家。

[ 敷地面積 ]215㎡

[ 作品解説 ]世帯をツナゲル装置によって、世帯がツナガル2世帯住宅。

【家の顔を作る】旗状敷地いっぱいに建つ正方形の家。長細いアプローチの向こうから見えるように家の顔を作る。
【ツナゲル】3枚引込み戸の開閉で各世帯が単独で利用できる1階フリースペースや、その天井から2階に伸びる吹抜が、ツナゲル装置。かすかな光や声が聞こえて、気配を感じられる。普段のフリースペースは開放して1階のリビングの一部となる。
【ナチュラルに】シックハウス対策とナチュラルな感じが要望。素材に配慮しつつ、木としっくいの内装。家の顔にも木を用いナチュラルで優しい顔とする。
【遊び心を】ロフトには2方向のアプローチができる。1方にはボルダリング(ロッククライミング)用器具を取付けて、子供が遊べるような壁を設置。

依頼者の声: 

1階フリースペースの天井から2階に伸びる吹抜が、非常に活躍している。上下のコミュニケーションに役立っている。1階から2階を呼んだり、1階でジイジと遊ぶ子供の声を2階で確認できるのが、非常によい。

その他の画像: 

2階リビング~ロフト

吹抜:1階フリースペースの天井から2階に伸びる

ロフトからリビング

設計者

ユーザー 株式会社 湯村泰成建築設計事務所 代表 湯村泰成 の写真
オフライン
Last seen: 5ヶ月 1週 前
登録日: 2012-07-24 10:29