Kw-b邸 庭を楽しみペットと暮らす家

●設計事例の所在地: 
東京都新宿区
●面積(坪): 
46坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

太陽の光と熱、風など自然の力を最大限に活用したパッシブデザインハウスです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「私たちからは、明確な予算の提示をした上で、この家は夫婦2人と愛犬のための家であるので住みやすい家、冬に暖かい家を希望しました。」

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「漠然と「先々家を建てる」という意志のもとに電話をかけたのがきっかけです。
電話対応された滝川さんは丁寧な印象の方で、これは一度お目にかかってみようと家から近い事務所を訪ねたところ、聞けばその事務所は滝川さんの設計とのこと。
すっきりとして現代風。なかなかいい感じだぞと思い、現在建っている土地のこと、まだ先のこと、それでもデザインを起こしてもらうことは可能かなどの質問に、「できます!」とのことで、その足で現地に同行して下さいました。
私たちは、建築家は偉そう、気難しいというイメージからかけ離れたフットワークの軽い気さくな滝川さんに好印象を持ちました。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

可動テントにより視線のコントロールができアトリウムとソーラーウォールからの集熱で暖かく暮らせる開放的な愛犬家のご夫婦のための鉄骨造住宅。

依頼者の声: 

「打合せは週末に限られたものの、こちらの都合に合わせて頂き、回を重ねるごとにイメージは具体化されていきました。」
「滝川さんは施主の立場に立って工務店との交渉に臨んで頂き、工務店と非常に有利な契約を締結する事が出来ました。」
「週末には進捗状況の確認に夫婦で度々足を運び、滝川さんも時間があれば一緒に現地で見て確認することができました。」
「完成した我が家はまるで美術館のようです。」
「デザイン性の秀逸さだけではなく、2ヶ所の集熱ピットが温風を送りだし、冬場のエアコンはほとんど使いません。」
「もしも次に家を建てる機会があれば、また滝川さんに造って頂きたいと思います。」

その他の画像: 

外観を見る
道路側に大開口のアトリウム=集熱ピット、と建物奥側にハイサイドライトと壁面を利用した集熱ピットを設けている。
冬は太陽の熱を室内に送りこみ,夏場は集熱ピットから室外にそのまま放出する。

ダイニング・キッチンを見る。
リビングやダイニングでくつろぐ家族と目線のレベルが合うようにキッチンの床に高低差が付けてあります。家族との会話を楽しみながら料理を作ることができます。

ダイニング 正面斜め壁奥が,アトリウム(集熱ピット)となっており壁面の円形の換気孔から温風が送り込まれる.

自由に角度調整できるオーニング・テント
日照のコントロールと視線の制御(道行く人からは、室内を見えないようにしながら、庭だけを見て楽しむようにオーニングを角度と調整。)

リビングから離れをイメージした和室を見る。

和室からべランダを見る,上部の天窓は集熱ピットでもある.

ベランダから庭を見下ろす。庭は一段上がっており2階との距離が近くなっている。

設計者

ユーザー 株式会社 アーキスタジオ 一級建築士事務所 滝川 博之 の写真
オフライン
Last seen: 11ヶ月 2週 前
登録日: 2012-07-24 10:15