A2-house「shell house」

●設計事例の所在地: 
福岡県福岡市
●面積(坪): 
76.84
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「Shell」の名前を持つ家A2-houseは福岡県福岡市の市街地に建っています。敷地は北側に交通量の多い産業道路に接しており、店舗や住宅が密集した地域にあります。
この家は施主の要望の『家族が安全で安心して生活できる家』となるように、住宅の計画地のさまざまな周辺の環境から家族を守り保護することが今回の設計の最大のコンセプトとして設計を進めました。
北側の道路面の外壁には開口部を設けていません。プライバシーと防犯を守りながら道路からの車の騒音の緩和にも一役買っています。
また、開口部が造らず、白い壁を道路に斜めに突出し不安定な形が、美しい木の壁が強調されて、造形的に美しく印象的なファサードが生れています。
住宅を道路から2m60cm後退させて木々を植樹をすることにより建築と周辺の環境や人達との共生を考えました。
車で敷地内の家に進入する時にはリモコンでオーバースライドドアを開けて車で進入し住宅と一体になっている駐車場に止めて玄関から住宅に安全に入ることが出来ます。この事により防犯性をより高めています。
住宅の南側にはリビング・ダイニングに接して家族や子供たちが安心して外で遊ぶことができる建築に囲まれた大きなライトコートテラス(中庭)があります。
リビング・ダイニングはライトコートテラス側に大きな開放性のある窓を設けているので、一体的に感じる事ができ、明るくゆったりとした時間を過ごすスペースとなっています。
加えて小さなライトコートを反対の位置に設ける事で、建物内部の全て部屋に明るさと風通しが良くなるようにコントロールしています。ライトコートは外部からの視線を気にせずに窓を使えるので、日本の季節や一日の時のすぎることを太陽の変化や、雨や風ので視覚と体感で直接感じる事ができます。
A2-house「shell house」は、道路面の閉鎖的な雰囲気とは対照的に、建物内部に入ると、開放的で明るい空間となっています。
四季の移ろいや自然の恩恵を感じ、心地良い時間を過ごす事を願っています。

その他の画像: 

外観

外観

外観

外観

リビング

ダイニング

キッチン

和室

中庭

設計者

ユーザー (株)アーキテクト憧 佐藤正彦 の写真
オフライン
Last seen: 4年 5ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:24