竹林風洞

●設計事例の所在地: 
京都府
●面積(坪): 
53.46
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

当社のアトリエ兼自宅、コンセプトは「竹林風洞」。
温度や湿度を一定に保つことで、自然を楽しみながら自然に左右されない室内環境を確立しました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

当社のアトリエ兼自宅、コンセプトは「竹林風洞」。
風と光をはらむ竹林、竹林と一体となる洞窟の
ような建築、という意味が込められています。
前庭、中庭、裏庭と外部空間と室内を交互に
配置するこちで、光と風が行き来する
気持ちのいい空間になりました。

その他の画像: 

ホール

アプローチのタイルは、玄関からホールへ、そして中庭の竹林へと続きます。
珪藻土が天井まで広がる壁が、中庭からの光と風をやわらかくたたえています。

ダイニングスペース

建物の奥にプライベートエリアを配置しています。
1階にキッチンとダイニングでコミュニケーションのスペース、2階が寝室と水回りでリラセーションのスペース。

キッチン

機器をすべてを扉の奥とカウンターに収納したキッチン。
3.6mのカウンターには最大10人立つことができます。

竹林から

竹林から眺めるキッチン。
窓を開け放して、庭と一体で楽しめるスペースです。
ホール、中庭からキッチンまで同じタイルを敷き詰めて、連続性を強調しています。

キッチン夜景

ビュッフェテーブルにもバーにも使える広いカウンター。
夜が更けたら照明を落として、ゆっくり腰掛けたくなるキッチンです。

主寝室

2階はリラクセーションのスペース。ベッド・ソファ・バスルームのレイアウトは
さながらリゾートホテルの一室。壁や間仕切りを作らないことで、スイートルームのような広がりを感じられます。

主寝室方向

勾配天井が落ち着きを与える寝室方向。中庭に臨む窓で閉塞感とも無縁です。
ベッドは他の家具同様、この家のためにデザインしたオーダー家具です。

バスルーム

寝室とつながるバスルームは白のタイルに白のバスタブ、洗面カウンターは白の人工大理石で作りました。
それぞれ畳2枚づつ程度のスペースですが、壁面をガラスで仕上げて開放感が得られます。

デッキ

事務所棟と住宅棟をつなぐブリッジにデッキ材を敷き詰めて、展望台のようなスペースを作りました。
中庭の竹林が上まで伸びて、空中庭園の様相です。

中庭夜景

設計者

ユーザー アーキシップス京都 古前極 の写真
オフライン
Last seen: 1ヶ月 1日 前
登録日: 2012-07-24 10:21