古民家S邸

●設計事例の所在地: 
埼玉県
●面積(坪): 
40.5坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

古民家再生の外観。
元の茅葺屋根を鋼板葺きで再現することでこの地方の古民家の特色を現すことが出来ました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

古民家にお住いの皆さん共通の悩みの寒さと収納の少なさを特に気にされていました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

築約150年ほどの古民家の再生工事をしました。
増築を重ねた部分は解体除去し、元の茅葺き屋根を鋼板葺きで再現することでこの地方の古民家の特色を現すことが出来ました。
四つ間続きの和室に台所・食堂・居間を取り込み、1つだけ客間として保存し、仏壇や神棚をより身近な配置にしました。また旧土間部分は改装されていましたが、広い土間玄関を設け既存の柱や梁を出すことで元々の古民家の美しい様子が現れました。

依頼者の声: 

(引き渡しの6年後にお伺いした時、奥様からお手紙を頂きました。その抜粋の文章です。)
「家は3回建てないと納得のゆくものができないと聞きますが、どうしてどうしてとても住み心地が良い快適な住居です。
皆さんのお陰です。特に玄関廻りと中廊下、トイレ、食品庫、キッチンのカウンターなどが好きです。仏壇もクローゼットもやはりみんなみんないいです。」

その他の画像: 

居間の様子
元々座敷だったお部屋と広縁を一体化して、天井を吹き抜けにし明るく開放的なお部屋になりました。

居間の天井

四つ間続きの保存した座敷

トイレ

設計者

ユーザー 降幡設計東京事務所 中村 未希子 の写真
オフライン
Last seen: 1週 2日 前
登録日: 2012-07-24 10:22