八ヶ岳のセカンドハウス
●設計事例の所在地:
長野県南佐久郡南牧村
●面積(坪):
117㎡(35坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
大自然と一体となるような大開口を設けるとともに、厳しい寒さからも守られる、高性能の断熱サッシとしています。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
自然の中での生活のため、汚れたり、ぬれたりし、物や道具の出し入れも多い為、これらの行動に対応しやすい建物にしたい。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
標高1600mの八ケ岳にこの敷地があります。
冬は-20℃になることもある厳しい気候条件にあるがゆえ、美しい環境がこの地にあります。建主は、この景色を愛し、自然を楽しみ、東京での創作活動の補佐として別荘を計画しました。この厳しい環境から建物を守る為、また、この美しい環境にとけ込む様に深い軒の寄棟屋根の建物を選択しました。
ここでは自然の中での生活のため、汚れたり、ぬれたりし、物や道具の出し入れも多い為、これらの行動に対応しやすい計画の要望がありました。洗う、乾かす、物や道具を出し入れする行動は、季節ごとに数種類あることから、さまざまなパターンを検討した結果、収納などのコアを回遊するような計画でこれらの動線に対応しました。
また、この回遊する部位内にある建具を開閉することで、冬季の風除室としたり、来客専用の動線を確保しました。
依頼者の声:
自然の中での生活のため、汚れたり、ぬれたりして、物や道具の出し入れも多い生活をしています。これらの行動に対応しやすい様に色々な動線を検討していただきました。お陰様で大変使いやすく、感謝しています。冬場でも室内は暖かく、こんな標高の高いところにいる事を忘れてしまいます。
その他の画像:
外を見ながら家事が出来るアイランドキッチン。奥は薪ストーブのあるリビングです。
LDK(中央部分は乾燥室や収納になっています)
寝室(収納されている建具で仕切って、和室をゲストルームとする事が出来ます)