景観保護と個人の思い
●設計事例の所在地:
群馬県桐生市
●面積(坪):
敷地面積:267.68m2 建築面積:160.59m2 延床面積:198.20m2
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
リビング・ダイニング・キッチンを通し和室を見る。光の濃淡により空間を住み分け、リビング・ダイニング・キッチンは快活に、和室はしっとりと落ち着いた雰囲気に
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
ご高齢のOさん姉妹が新築を思い立ったちょうどその頃、桐生市では町並保存の計画を本格始動させていました。街並みを統一したい市と思い描いていた家をつくりたいOさん姉妹、それぞれの考えをふまえて、ひとつの家のかたちを決めるには関係者の意見を整理してかみ合わせる必要がありました...
建築系Webマガジン「KLASIC.JP」から取材を受けました。
記事はこちら→http://www.klasic.jp/article/detail/963
その他の画像:
街並みに配慮したうえで、モダンな格子戸と、添景の山と連続した瓦屋根
建物の顔となった格子戸、奥のガレージから前面道路にもれる光の放射
広々のガレージは二台駐車と玄関へのアプローチ巾確保。格子戸を透かしてつながる街の風景
ガレージ奥の庭は一つの居場所。突然の来客への配慮で一台駐車スペース、計三台駐車可能
リビング・ダイニング・キッチンは明るく、奥には光のさした階段
キッチンは壁天井に合わせ白色に、存在感を薄くすることで空間を広く見せる
キッチン作業台は壁面にタイルを貼って、壁ではなく、一つの家具のように
階段はゆったりと回転するように、手すりなどの手がふれる部分は木材を採用
客用和室は天井を金色に、窓は壁に寄せて白色の壁を光がなめる様に
和室は珪藻土仕上げ、モダンなグレー色のなかにもほんのりとベージュを混ぜた