H邸改修
●設計事例の所在地:
神奈川県逗子市
●面積(坪):
52坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
【設計者の思い出】
昭和48年に設計した住宅の改修を依頼されました。確認申請書類や設計図書は現存していなかったため、役所で2時間かけて順番に時代をさかのぼりながら地図と台帳を見比べながら当時の履歴を探しました。
竣工後の状態をご覧いただいた方はこの建物が実質昭和40年代の建物だとは思わないでしょう。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
古い建物であったため、お施主様は断熱性能やバリアフリー性能に大きな不満を抱えているようでした。
浴室には特に力を入れられ、段差の解消・手すりの設置・ジェットバス付高断熱浴槽・春には桜の見える方角に窓を設ける等、奥様のこだわりが詰まっています。
逆に1階のガレージは旧建物の状態に近い中で、車いじりが好きなご主人の作業環境改善のため、断熱性能の高い外壁材や遮音性の高いシャッターを採用。心置きなく趣味に没頭できる空間を作りました。
その他の画像:
改修前の状態です。
解体途中の状態です。スケルトンにしてからが改修工事のスタートです。
改修後の外観です。
ガルバリウムとウッドサイディングの組み合わせにより、築40年の建物がスタイリッシュな外観となりました。
室内もご覧のように新しく生まれ変わりました。
寒さや暑さに対しての不満が解消され、過ごしやすい空間だと喜んでいただきました。