安立の家
●設計事例の所在地:
大阪市住吉区
●面積(坪):
47.18
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
1階の光庭・土間には、ガラスの屋根からの天空光が届き、無垢の木、珪藻土、土、炭を介して、気持ち良い風が格子戸を通って入ってきます。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
「住宅密集地であるので視線が入ってこず、遮音に優れていること。採光と換気も工夫してほしい」
「生活時間の違う二世帯同居なので、お互いの生活音が響かない工夫が欲しい」
「母の高齢化に伴う住宅の配慮をして欲しい」
「できるだけ化学物質を使わない家作りを希望」
「常に片付いているように見える家にしたい」
依頼者があなたに依頼した決め手:
建物やデザインに対する考え方が合ったこと。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
■家の採光は密集地のため、光庭を家の中央につくり、ガラスの屋根からの天空光が、吹き抜けのスノコデッキやスノコブリッジを通し、一階にまで届くようにしています。
■2階床には防音シートとALC板を敷き、1階の母親の部屋に2階の音が伝わりにくいようにしています。
■門扉の役割をする格子戸、玄関扉の横の通風口を通して、鍵を閉めたままでも、風通しが出来ます。。
そして、健康に配慮し、肌に心地よい風をつくるために、無垢の木材を使い、床下には炭を敷き、土間には土を固めたソイルセラミックス、壁には藁入り珪藻土を使っています。
依頼者の声:
「2階のデッキに置いた椅子に座って空を眺めていると時間の過ぎていくのを忘れます。」
「母もこの家に移ってから大変元気になり、毎日、3階まで洗濯物を干しに上がったり、無垢の床を磨いています。」
「家族が健康で気持ち良く暮しています。」
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