無心庵

●設計事例の所在地: 
大分県別府市
●面積(坪): 
28.5坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

別府市は温泉で有名ですが、竹工芸品も特産品として有名です。そんな竹をこの住宅のどこかに使用して、そんな地域性を表せないだろうかと考えて造ったものです。また、金と銀とを対比させた新しい数寄屋の作り方になっています。
写真は、村井修さんです。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

依頼者は私の父でしたが、私はその長男です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

好きに作れば良いと言うことでしたが、両親に今まで育ててくれた恩返しとしての設計と考えていましたので、最大限の努力をしたつもりです。納得が行くまで細部を詰めていましたので、設計には、ほぼ四年が掛かりました。
冒頭にも書きましたように別府という地域性を出す為に、どこかに竹を使いたいと考えていましたが、居間の天井に使うことにしました。壁の一部に銀箔の和紙を貼る予定でしたので、その銀に合わせて黄色い竹を天井に張りたいと考えました。竹を二つに割り節を取り除いて張り上げたものですが、施工が難しく4度目にようやく合格点を出せる物が作れた次第でした。

その他の画像: 

居間の左手には、畳座と称する4帖の間が付随しています。天井は、竹を張り上げています。
写真は、村井修さんです。

設計者

匿名ユーザー (未認証ユーザー)
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