三輪の家
●設計事例の所在地:
長野県長野市
●面積(坪):
37.6
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
シンプルで軽やかな階段.可愛らしい扉は書斎の入口
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
マイホームでゆとりを感じることが出来たら…との要望からスタートした住宅。「ゆとり」とは、物質的な広さや豪華さではなくて、安心してくつろげる場所、自然を取り込んだ優しさや和らぎ、といったイメージだと受け止めました。やがて「和のやすらぎ」「日当たりと風通しのよい住まい」「民家的な簡素な構造」「プライバシーや防犯性の確保」「控えめな佇まい」といったテーマがはっきりとしていきました。それらに姿形を与えつくりあげた住宅です。
その他の画像:
東側外観.板塀をまわり込む古舗石のアプローチ.四季折々の景色がある路地庭
畳敷きの取次(玄関).式台と框はサクラ.格子戸や障子は引込式
取次の間から見た階段と広縁.渡り顎に組んだカラマツの梁と差鴨居.光あふれる吹抜けの広縁でこの家はつながっている
二間続きの和室.手前は居間8帖、奥は応接などに使う小間4.5帖.梁はカラマツ、2階床のヒノキの厚板三層合板(Jパネル)を踏み天井にしている
台所から食事室を見る.引戸を開けると居間や広縁とひと続きに
0.8坪のちいさな書斎.コーナー窓から主庭を眺める
主庭は広葉樹主体の雑木と芝生の庭.濡縁から広縁へ,外から内へつながってゆく.手前右手が書斎
ガラスルーフのバルコニーはベンチ付
2階吹抜けに面したカウンターデスク.足元にはパネルヒーター
断面図.日射のコントロール、通風の確保に配慮した、高断熱住宅.「長期優良住宅」「ふるさと信州・環の住まい」の認定を受けている