M10-house 「オブジェのある家」

●設計事例の所在地: 
福岡市
●面積(坪): 
45.24
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

M10-House「オブジェのある家」は、福岡県福岡市の都心の住宅やマンションが密集している2面道路の角地での設計計画です。

ライトコートを中心に、左右の高さと材質の違う外壁を左右対称のL字型の庇が中和させ、シンプルでモダンな外観を造り出しています。
外壁のレッドシダーの前に配置した、高さの異なる無機質なコンクリート打ち放しのオブジェの柱は建築に暖かさとシャープさを造り出すと共に、建物をより印象深くする役割をしています。
玄関ホールに入ると目の前には宙に浮いた階段が現れます。階段越しのFix窓から見える植栽とオブジェの柱は、踏み板の下に設けた照明の光と相俟って、玄関ホール全体の空間を演出します。

2階リビングの天井の十文字の間接照明は、壁から床まで下がり、キッチンカウンターの間接照明とでリビングにシンプルでモダンな空間を造り出しています。
リビングと繋がるテラスバルコニーは道路側に開口部を設けずにライトコート側にFixの開口部を設けることで、テラスバルコニーとリビングにプライバシーと防犯性がある、安全で安らげる空間を造りました。

夜になるとシンプルでモダンな外観はライトアップされ、建築自体が印象深いオブジェの様に感じられる効果があります。

M10-House「オブジェのある家」は住む家族が自分の家に誇りを持ち、安全に過ごせる家になって欲しいと考え設計しました。

その他の画像: 

設計者

ユーザー (株)アーキテクト憧 佐藤正彦 の写真
オフライン
Last seen: 4年 5ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:24