~本に囲まれた暮らしを楽しむリノベーション~“インナーテラスのある家”
壁面収納のあるインナーテラスは家族共有の蔵書もすっきり収まり、家族も自然に集まってくる憩いの場。又親しい友人達と談話やお茶を楽しんだり、家族が思い思いにいろいろな過ごし方が楽しめる多目的空間。ここは第2のリビングとなり家族や友人とのコミュニケーションも深まります。
リビングとインナーテラスは4枚の引き戸を介してひと続きでありながら趣きが異なり 気分に合わせて居場所を見つけられる楽しい空間です。
いつも家族の姿が見える安心感 個の時間を大切にした自由感 同じ空間にいて違う事しても気にならない距離感。将来を見据え 1階だけで快適に生活できる動線を考慮したバリアフリー仕様のプランにしました。
玄関のスライディングドアを開けるとそこには、三方向の空窓から陽光が差し込む 玄関ホールを兼ねた明るいインナーテラスが広がります。リビング、ダイニング、キッチン、インナーテラスの『リビングゾーン』はあわせて21帖大の広々空間です。
改築前の家に初めて来られて家を見られたあと、「これは楽しい仕事ができ
そうです。」と言われたのを聞いたとき、すべてをお任せしようと思えたのです。
それからは、私たちの方も文字通り「楽しい仕事」になりました。
新設するインナーテラス(図書室)や書斎の場所ををどこにするか、私たちに
も考える楽しみを味わわせていただき、ワクワクしながら、家族で書斎はここ、
図書室はここだと話し合いました。
そして最終的に西薗さんの出されたプランは「さ、さすが...」というもので
した。いま実際に住んでみて、インナーテラス(図書室)も書斎も、今の位置
で本当によかったと思います。特に玄関を取り込んだインナーテラス(図書室)
は、わが家の顔であり、自慢でもあります。
また、こちらの仕事の休みに合わせて何度も連れて行っていただいたショー
ルームも目的そのものはもちろん、道中のご夫婦のお人柄にも触れ、たいへん
楽しく心地よいひとときでした。
できあがった家は、自分の予想を遥かに超えた仕上がりでで、しばらくはと
ても自分の家とは思えないほどでした。
振り返れば振り返るほど、西薗さんの指揮の下に多くの人がわが家のリフォ
ームにプロとして、心と技と体で関わってくださったことを感じます。
また、それだけ、丁寧につくっていただいたのを目の当たりのしたおかげで、
整理下手、片付け下手の自分が毎日きちんと書斎を整理整頓できています。
(今のところ...)
あちこちに散乱していた本も、本来収まるべき書棚に収まり、本に囲まれた
心地よい空間ができています。また、家族それぞれが自分の居場所を持ちなが
らも、それぞれの存在を感じることができる安心感を感じます。
昨夜の食事会の中で高校生の息子がポツリと言った「早く家に帰りたくな
る。」という言葉が、西薗さんがこの家づくりに込めた思いが形になったことの
表れではないでしょうか。。
「こんな家の建て方もあるんですよ。」と同僚や知人に、話したくなる
とても貴重な経験でした。
デスクワークのための書斎もリビングの一角に配置し家族と過ごす時間を大切にしました。
リビングとインナーテラスは4枚の引き戸を介してひと続きでありながら趣きが異なり 気分に合わせて居場所を見つけられる楽しい空間です。