菜畑の家
●設計事例の所在地:
生駒市
●面積(坪):
49.5坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
都市のすぐそばに残っている、わずかながらの自然を感じることの出来る土地で、 かつての日本人のように、自然と一体となり、光、風、土、緑、水を肌で感じ取り、五感を通して四季の移り変わりを捕らえ、自然を慈しみ、そこから得られる恵を最大限取り入れて暮してみたい。
そのような 「自然と共に豊かに住まう心」 を再び呼びさますことのできるようなすまいをここで実現したいと願った。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
郊外に居を移し、宅地内で畑づくりをしながら、無垢の木が現れた家に暮したい
依頼者があなたに依頼した決め手:
自分達の夢が実現しそうだったから
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
南の軒の出を深くとることで、夏の日差しを避け、冬の太陽光線を部屋の奥までとどかせ、南面の吹き抜けの大開口で、取り込んだ太陽熱を居室に循環させている。
窓はペアガラスで内に障子を付けて断熱性を高め、屋根は二重構造で通気を取り、外部と内部の熱の貫流を極力抑え、熱負荷を極力少なくした住宅。
屋根の水はタンクにためて庭木の水遣りに利用し、生ゴミはコンポストで再生、肥料として大地に帰し、自然リサイクルさせる。
また、省エネルギーとして、ガス発電給湯暖房システムも導入している。
構造材や内装材や内装材は(木、漆喰、和紙、コルクなど)自然素材を多用しているが、これも資源循環型住まいである。
その他の画像:
2階廊下から
玄関から居間をみる
庭と建物
居間吹抜空間
夜景
キッチンから庭を見る
2階廊下
玄関
濡縁の朝顔